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ネットワーキングアカデミー・インストラクターズミーティング2011

ネットワーキングアカデミー・インストラクターズミーティング 2011
〜 よりよい学び、ひろがる仕事 〜

8月18日(木)、19日(金)にキャンパスプラザ京都にて開催される「ネットワーキングアカデミー・インストラクターズミーティング 2011」において、ICT教育推進協議会が協力する一般公開講座が開催されます。

参加費は無料、参加のお申し込みは不要ですので、どうぞお気軽に会場へお越しください。


各日の開催時間とトピック

  • 2011年 8月18日(木) 10:00〜11:30 「教育機関向けセッション:情報通信技術教育に関する取り組み」(一般公開講座)

  • 2011年 8月19日(金) 9:30〜10:30 「学生向けセッション:視点を海外に向けよう、海外で働くということ」(一般公開講座)

詳細はオフィシャルページおよびリーフレット(PDF、2473KB)をご覧ください。

開催概要

会期 2011年 8月18日(木) 10:00〜11:30(受付開始 9:30)
8月19日(金) 9:30〜10:30(受付開始 9:00)
会場 キャンパスプラザ京都 第3講義室(4階)
京都市下京区西洞院通塩小路下る(JR京都駅ビル駐車場西側・ビックカメラ前)
主催 Training Center Japan
共催 京都大学 学術情報メディアセンター
協力 ICT教育推進協議会 / シスコシステムズ合同会社
参加費 無料 (参加の申し込みは不要です。お気軽に会場にお越しください。)
リーフレット
pdf, 2,531KB

2011年 8月18日(木) 10:00〜11:30 「教育機関向けセッション:情報通信技術教育に関する取り組み」 (一般公開講座)

土本 康生氏(Training Center Japan 東日本世話人代表 ) 長部 謙司氏(ICT教育推進協議会事務局長) 山口 雅樹氏(大阪情報コンピュータ専門学校情報メディアセンター)
セッション概要

東日本大震災直後から社会インフラとしてのインターネットの重要性が再認識され、情報技術を持つ者による支援の重要性も明らかになりました。本講演会では、10年にわたり情報通信技術教育を実施してきたシスコネットワーキングアカデミーと、情報通信技術教育の推進を目的に設立されたICT教育推進協議会の活動を通じて、情報通信技術教育に関する取り組みを理解し、今後の展開について議論いたします。

シスコネットワーキングアカデミーとは

インターネットを構築する通信機器メーカーのトップベンダーであるシスコシステムズが、1997年より情報通信技術教育を進めるために開講したプログラムです。日本では1998年より開講し、現在、101校の大学・専門学校・高等専門学校が同プログラムを利用して情報通信技術の教育を実施しています。

ICT教育推進協議会とは

世の中から求められるICT人材は刻々と変化しており、それに対応するために教育現場も手探りで教育を進めているのが現状です。そこで、ICT教育に携わる先生方が社会のニーズにマッチした人材を輩出していくための一助となるような活動を始めました。2010年に設立された生まれたての組織ですが、人材の受け皿となる産業界と、人材を育成する教育界の橋渡し役となること、交流の場を提供することを目指しています。

開催報告

写真は左から、土本氏、長部氏、山口氏、会場の様子

8月18日に行われた一般公開講座では、冒頭で、ICT教育推進協議会の運営委員でもある土本氏より、ICT教育推進協議会の意義について、人材育成の入り口である教育機関と、出口である就職先としての企業との連携が、今後は欠かせないという中で作られた組織であることが紹介され、積極的に教育機関への支援を行っている旨が述べられました。
続いて、土本氏よりTraining Center Japan(TCJ)とシスコネットワーキングアカデミーについての説明がなされ、世界で165カ国9000校が加盟し、累計90万人の教育がおこなわれてきたことや、日本では101の全国の教育機関が加盟している旨が説明され、ネットワークの教育に欠かせない「知識と経験」双方が学べる特徴があり、「実践的」な教育により「手を動かせる人材の育成」が行われていることの重要性が強調されました。
また、資格の種類について詳しい解説がなされ、品質保証活動や教員のトレーニングなども行われていることが説明され、山口氏からは、大阪情報コンピュータ専門学校での教育がどのように行われているかが紹介され、機材の充実を図って学生の学習環境を整えていることや、遠隔で教員のトレーニングが受けられることなどの利点があるとのコメントがされました。

次いで長部氏より、ICT教育推進協議会は、産業界の急速に変化するニーズと教育界が輩出する人材のミスマッチが指摘されて久しい中で、両者の橋渡しを行い、交流の場を提供、教育者の育成を支援していくことを目指しているとの説明がなされました。
「ICT教育推進協議会は、就職活動の支援や学生への機会の提供を行っている」と紹介、その具体的な事例として、会員の学校向けの5社見学会が計画されていることなどが述べられました。また、ICT教育者支援のための団体であり、学校の加盟は一般会員とされ、入会金や年会費はかからないことなどが説明され、学校関係者の方の関心をひいていました。


2011年 8月19日(金) 9:30〜10:30
「学生向けセッション:視点を海外に向けよう、海外で働くということ」
(一般公開講座)



河本 由理子氏(シスコシステムズ合同会社新卒採用担当)
長部 謙司氏(シスコシステムズ合同会社シスコネットワーキングアカデミープログラムマネージャー)

セッション概要

日本の市場が縮小していくことが予想されており、それに伴い就職先も減っていく可能性があります。学生がキャリアパスを考えるにあたり、海外で働くことも視野に入れなければならないかもしれません。海外で働くということ、海外でキャリアパスを形成することについて、その考え方や活動のポイントを示します。

お問い合わせ・参加登録

問合せ先
NAIM2011事務局
(Training Center Japan 事務局内)
E-mail:
Tel: 03-3585-1210 Fax: 03-3585-8162
営業時間:10:00〜17:00(土・日・祝祭日を除く)
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